赤本とは、財団法人日弁連交通事故相談センター東京支部が発行している「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準」という法的部門関係者向けの専門書籍の通称のことです。その為、普通の本屋や販売店には置いていません。基準編の上巻と講演録編の下巻はセットで販売されており、毎年2月に改訂版が発行されています。また、この本は東京地裁の実務に基づいた交通事故における賠償額基準と参考判例が記載されている為、販売された当初は関東圏に所在する法律事務所を中心に多用されていました。
しかし、現在では全国的にこの赤本が交通事故判例集の典型例となっておりこの基準から外れた裁定はされにくい状況にあります。また「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準」は表紙の色が赤いために「赤本」と呼ばれています。青い表紙の「青本」とは内容が異なりますので混同しないようにしましょう。このような特性から交通事故の裁判の場合には、一番の使用率を誇る書籍です。この基準については「裁判基準」「赤本基準」「赤い本の基準」などと呼ばれています。交通事故の場合は、弁護士などが一番最初に目を通す書籍でありこりからも全国のスタンダードであり続けるでしょう。

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