家事従事者とは、通常時は自宅で家事に従事している人という意味です。これに含まれる人は専業主婦・主婦などが該当し、もし事故に遭った場合も休業損害を請求することができます。家事従事者は外で働いているわけではありませんが家の中で家事を主に行っている人は全て該当し男女関係ありません。また、主に家事を行っているわけではなく、たまに家事従事者の家事を手伝っている人も家事従事者の一種と定義されます。
家事従事者は、外で働いて具体的な給料などの収入を得ているわけではないので、休業損害が発生しないのではないかという問題があるのです。
サラリーマンや会社勤めの方が交通事故で、入院・通院を余儀なくされた場合に仕事の出来ない状態にされた分の給料は会社からは差し引かれます。そして、その差し引かれた額は損害として加害者に請求できます。これを休業損害と定義しています。
これに対していわゆる専業主婦・主婦については、誰かから給料をもらっているわけではありません。しかし、家事は休業損害の賠償が認めらており、この場合は同年代の平均賃金を基準とした額を請求することができます。また、一人暮らしの方は家事従事者としては扱われませんのでご注意ください。そして、家事従事者であるかどうかについては性別・年齢による制限は全くありません。