むちうちとは、交通事故の衝撃で首に不自然な力が加わり、首が痛い・首が回らない・首を起点として力が入らないといった症状を発症する怪我の一種です。この怪我は、追突事故で発症することが多く、事故の衝撃で首がS字にしなる事が鞭を打った様な形になるためこのような名前で呼ばれています。単純に首が痛いといった症状だけで数週間で治癒する人もいれば、歯医者になるほどの衝撃を受けたにも関わらず全く何の症状が出ない人も存在し、むちうちという診断でもその症状は人によって十人十色であり一言では片付けられません。頚椎捻挫の状態では、首の神経を頸椎が圧迫し痛みを伴う症状がしばらくの間、出続けるといった状態です。主に数カ月もすれば感知されるものとされており、逸失利益などにおいてもその損害額は低めに定義されやすいものです。また、衝撃による首の骨のみでなく、自律神経を傷つけた際に発症するむちうちを「バレー・ルー症状」と言います。自律神経を傷つけた症状としては、めまいや耳鳴り、息苦しさ、手足に力が入らないといった状態になり自立神経失調症を引き起こす原因にもなります。
むちうち全体に言えることですが、医師の診断結果が優先され自覚症状の有無に関わらず軽いものだと見られがちです。むちうちは、外傷としてはっきり残るものではなくあくまで主観的な言葉で推測される痛みのみしか医師には伝わりません。その結果、一生残るような神経への傷にも関わらず後遺障害の認定がされにくいといったケースも見受けられます。

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